「CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)でイラストを描いてみたい!」と思っても、最初の一歩であるキャンバスの作り方がわからない…なんてこと、ありませんか?大丈夫!この記事では、初心者でも簡単にわかるキャンバスの作成手順と、用途に合わせた設定のコツをやさしく解説します。あなたにぴったりのキャンバスを作って、創作の第一歩を踏み出しましょう!
キャンバスって何?なぜ大事なの?
クリスタでイラストやマンガを描くには、まず「キャンバス」を作る必要があります。キャンバスは、紙やカンバスに例えられるデジタル上の描画エリア。サイズや解像度を設定することで、Web用の軽いイラストから印刷用の高品質な作品まで、思い通りの仕上がりになります。
キャンバスの設定次第で作品のクオリティや使いやすさが変わるので、最初にしっかり準備するのが大事!
さっそく、キャンバスの作り方を見ていきましょう!
新規キャンバスの作り方:5つの簡単ステップ
クリスタを起動したら、以下の手順でキャンバスを作成します。初心者でも迷わないように、丁寧に解説しますね!
1. クリスタを起動して「新規」を選ぶ
- クリスタを開き、画面上部の [ファイル] → [新規] をクリック。
- ショートカット(Ctrl+N または Command+N)でもOK!
- 新規ダイアログ(設定画面)がポップアップします。
2. 作品の用途を選ぶ
新規ダイアログでは、作品の目的に合わせたテンプレートを選べます。用途によって最適な設定がプリセットされているので、初心者にはこれが便利!
選択肢の例:
- イラスト:SNS投稿や印刷用のイラストに。
- Webtoon:縦スクロールのウェブマンガに最適。
- コミック:マンガのコマ割りや印刷用設定。
- 同人誌入稿:複数ページの同人誌向け。
- アニメーション:動画やGIFを作りたい人に。
例えば:SNSにイラストをアップしたいなら「イラスト」を、マンガを描くなら「コミック」を選べばOK!
3. サイズと解像度を設定
キャンバスのサイズ(幅×高さ)と解像度(dpi)を決めます。これが作品の品質を左右する大事なポイント!
- サイズ:ピクセルまたはミリメートルで入力。例:A4サイズ(210×297mm)や、SNS用の1080×1080px。
- 解像度:Webなら72dpi、印刷なら300~350dpi(カラー)や600dpi(モノクロ)がおすすめ。
- プリセット:迷ったら「A4」「B5」などの既定サイズを選ぶと簡単!
4. カラーモードと背景色を設定
- カラーモード:カラー、グレー、モノクロから選択。イラストなら「カラー」、マンガなら「モノクロ」が一般的。
- 背景色:キャンバスの初期色(白や透明など)を設定。用紙レイヤーの色もここで決められます。
例えば:SNS用のカラフルなイラストなら「カラー」、線画メインのマンガなら「モノクロ」を選ぼう。
5. 設定を保存してキャンバス作成!
- 設定が終わったら [OK] をクリック!これでキャンバスが完成。
- よく使う設定は「プリセット」として保存可能! [編集] → [素材登録] → [テンプレート] で登録すれば、次回からワンクリックで呼び出せます。
解像度って何?どう選べばいいの?
「解像度(dpi)」は、1インチ(2.54cm)にどれだけのピクセルが詰まっているかを示す数字。解像度が高いほど、画像がシャープでキレイに見えますが、ファイルサイズが大きくなり、PCの動きが遅くなることも。用途に合わせて選びましょう!
おすすめの解像度
- Web用(SNS、ブログ):72dpi
軽いデータでサクサク作業。画質も十分! - カラー印刷(ポスター、グッズ):300~350dpi
鮮やかでプロ並みの仕上がりに。 - モノクロ印刷(マンガ、同人誌):600dpi
細かい線もくっきり!
注意:最初に低解像度(例:72dpi)で描いて後から高解像度(例:300dpi)に変更しても、画質は良くなりません。最初に用途を決めて設定するのが大事!
キャンバス設定のコツ:初心者向けTips
キャンバス設定は慣れるまで少し難しいかもしれません。以下のコツを押さえて、ストレスなくスタートしましょう!
1. 用途を明確に
「何を描く?」「どこで使う?」を先に考えると設定がラク。例えば、Twitter用の正方形イラストなら1080×1080px、72dpiで十分。印刷用のイラストならA4(350dpi)を選ぶなど、ゴールをイメージ!
2. プリセットを活用
クリスタにはA4、B5、Webtoon用のサイズなど、便利なプリセットがたくさん。これを使って設定ミスを防ごう!
3. PCのスペックに注意
高解像度(例:600dpi)や大きなキャンバス(例:5000×5000px)はデータが重くなり、PCがフリーズする可能性も。メモリやCPUが控えめなPCなら、最初は72~150dpiで試してみて。
4. 自作プリセットで時短
よく使うサイズや解像度を「自作プリセット」として保存すれば、次回から設定が一瞬!例えば、毎回SNS用の1080×1080pxを作るなら、登録しておくと超便利。
5. 最新機能で快適に
2024年8月のアップデートで、以下の機能が追加されました。
- 3Dレイヤーの操作性向上:キャンバスサイズ変更時も3Dモデルが安定。
- タイムラプス書き出し:描き過程を動画で保存してSNSにシェア!
- タブレットでの自動保存:一定間隔で保存してくれるので、データ紛失の心配なし。
解像度やサイズを後から変更したい!どうする?
「設定を間違えた!」そんなときも安心。クリスタなら後からキャンバスを調整できます。
解像度の変更方法
- [編集] → [画像解像度を変更] を選択。
- ダイアログで新しい解像度(例:72dpi→300dpi)を入力。
- 補間方法を選ぶ(「滑らか」だと画質が自然に)。
- [OK] で完了!
注意:解像度を上げても元データの情報量は増えないので、最初に高めの解像度を選ぶのがおすすめ。
キャンバスサイズの変更
- [編集] → [キャンバスサイズを変更] を選択。
- 新しい幅・高さを入力。
- 基準点(中央や左上など)を指定して [OK]。
まとめ:あなただけのキャンバスで創作スタート!
クリスタのキャンバス設定は、作品の品質や作業の快適さを決める大事なステップ。用途に合わせてサイズや解像度を選び、プリセットや自作テンプレートを活用すれば、初心者でもプロ並みの環境が整います!
- クリスタを開いて「新規キャンバス」を作ってみる。
- SNS用の小さなイラスト(72dpi、1080×1080px)で練習。
- プリセットを試して、自分に合う設定を見つける。
公式サイト( CLIP STUDIO PAINT )にはチュートリアルもたくさんあるので、困ったときはチェックしてみてください。
クリスタであなただけのイラストを描き始めましょう!

\SNSフォローをお願いします!/
/ChrisTuckernoのイラスト新作や情報をいち早くお届け\